足利義尋(あしかがぎじん)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての僧侶。足利家第29代当主。
足利義昭の子。槇島城の戦いで敗退した義昭が京都から追放された時に織田信長に人質として取られた。安土桃山時代中は不明だが、信長死後に僧侶になった。僧侶だが二人の子を産み、一人は円満院に、もう一人は実相院に送られて僧侶となった。その後は子を産んでいないという資料が多いため足利氏本流は事実上ここで断絶した。