財部鳥子

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが財部鳥子の項目をおカタく解説しています。

財部 鳥子(たからべ とりこ 昭和7年(1932年11月11日 - 令和2年(2020年5月14日)は、日本詩人である。元日本現代詩人会会長(2014~2016年)。新潟県出身。

略歴[編集]

既婚者。「中庭幻灯片」で現代詩花椿賞を受賞する。「鳥有の人」で萩原朔太郎賞を受賞する。「氷菓とカンタータ」で高見順賞を受賞する。日本現代詩人会会長も務めた。

令和2年(2020年)5月14日午後7時、膵臓癌のため、東京都清瀬市自宅死去した。87歳没。

主要著作[編集]

詩集
  • 『わたしが子供だったころ』(私家版 第一詩集 1965年)
  • 『腐蝕と凍結』(地球社 1968年)
  • 『愛語』(母岩社 1970年)
  • 『花鳥 45』(思潮社 1975年)
  • 『月と比喩』(書紀書林 1979年)
  • 『西游記』(思潮社 1984年)
  • 『枯草菌の男』(思潮社 1986年)
  • 『中庭幻灯片』(思潮社 1992年)
  • 『アーメッドの雨期』(思潮社 1994年)
  • 『現代詩文庫 145 財部鳥子詩集』(思潮社 1997年)
  • 『烏有の人』(思潮社 1998年)
  • 『モノクロ・クロノス』(思潮社 2002年)
  • 『衰耄する女詩人の日々』(書肆山田 2006年)
  • 『胡桃を割る人』(書肆山田 2008年)
  • 『氷菓とカンタータ』(書肆山田 2015年)
  • 『現代詩文庫 続・財部鳥子詩集』(思潮社 2017年)
連詩集
  • 『一年の翼』(陳東東と共著 アートランド 1996年)
エッセイ集
  • 『詩の贈りもの12カ月』春夏編・秋冬編(思潮社 1993年)
  • 『無垢の光』(アートランド 2000年)
訳書
  • 『陳東東短詩集』(アートランド 1996年)
共訳書
  • 『億万のかがやく太陽』(書肆山田 1988年)
  • 『現代中国詩集・チャイナミスト』(思潮社 1996年)
小説
  • 『天府 冥府』(講談社 2005年)
評論・紀行
  • 『猫柳祭―犀星の満洲』(書肆山田 2011年)