豆ごはん

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豆ごはん (まめごはん)とはマメ科野菜果実を炊き込んだかやくごはんである。主にグリンピースを入れて炊いたご飯のことをいうがその他のマメ科植物も使われる。

概要[編集]

赤飯はまめごはんとされることはない。同じグリーンピースであっても、絹さやえんどうやスナップエンドウはあまり豆ごはんとしては利用されることはないが、スナップエンドウは豆は取り出し莢は刻んで一緒に焚いて食べる(ほんの少しバターを入れてもよい)こともある。

分類[編集]

分類としてはかつては「かてめし」の一種であり、『おしん』で有名になった「大根飯」や「麦飯」、薩摩芋ごはんのような位置づけで窮乏食であったが、近年の健康ブームによって玄米・麦飯・五穀米などが喜ばれるようになってから見直された。なお、「かてめし」としては蘇東坡が考案したという二紅飯(大麦を合わせたものに赤小豆を加えて炊いたもの)が知られる。
「お赤飯」もハレの食として愉しまれる(ただし、一般のお赤飯はササゲとうるち米の炊きこみご飯であり、餅米と赤小豆のおこわである赤飯はむしろ貴重である)。なお、江戸時代には弔事には黒豆と米を炊いたご飯もふるまわれたと、落語の『らくだ』などにある。