証心院殿(しょうしんいんでん、? - 万治2年7月25日(1659年9月11日)) は、江戸時代前期の女性。北条氏重の正室。
父は但馬国豊岡藩主の杉原長房。長房の正室は浅野長政の娘だったため、その縁から長政の次男で安芸国広島藩主の浅野長晟の養女となった上で、遠江国掛川藩主の北条氏重に嫁いだ。
万治元年(1658年)10月に夫が死去した後を追うように、わずか9か月後に死去している。法名は証心院殿自安妙体大姉[1]。