記憶にございません
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記憶にございません
記憶にございません(きおく - )は、信用できない言葉の1つ。
概要[編集]
自分は覚えていないよ、ということを端的に表した言葉。
1976年、ロッキード事件の証人喚問の際に小佐野賢治が何度も口にしたことで、その年の流行語になった。
2016年に入ると、野々村竜太郎が裁判に出廷した際にこの言葉を何度も発したため傍聴人に呆れられ話題になった。翌2017年にも森友問題の証人喚問において籠池泰典が何度もこの言葉を発していた。
なお、記憶にないと言うのはどう見ても事実を隠蔽するだけの嘘が多いので、断じて信用してはならない。もっとも、弁護士の高橋裕樹は、「証人喚問において虚偽の発言をすれば3ヶ月以上10年以下の懲役となるが、新たな事実が明らかになった際に『思い出した』というケースもあるためこの言葉における偽証罪の立証が難しい」と語っている。