蜂谷正博
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蜂谷 正博(はちや まさひろ、1960年3月7日 - )は、日本の経営者。株式会社メビウス教育研究所代表。看護師国家試験や薬剤師国家試験の指導講師として、日本全国の医療系大学、看護専門学校で指導に当たる。
来歴[編集]
東京都品川区出身。海城高校から星薬科大学薬学部に進学。在学中は薬理学研究室に所属し、卒業研究は麻薬の依存性。卒業した1982年に東京大学医学部附属病院薬剤部研修生、同輸血部非常勤勤務を経て、社会保険病院薬剤部勤務。そのかたわら、社会人学生として、早稲田大学社会科学部(医事法学研究室)卒業、埼玉大学大学院経済科学研究科(医療経済学)修了。
また埼玉県彩の国お薬相談員、東京大学大学院医学系研究科客員研究員を務める。
その後、約20年に及ぶ医療現場を離れ株式会社メビウス教育研究所を設立し、現在に至る。
人物[編集]
特に看護師国家試験対策において、「解剖生理学から病態・薬理・看護にリンクする」授業というものを確立したことで知られ、難解な国家試験問題といえども、暗記に頼らない考える勉強方法で解答可能になるということを普及させてきた。国家試験対策の講義を通じて、医療に貢献することをモットーとしている。
メディア・プランが発行し、看護系学校に無料配布している『FLAP!』という冊子に、国家試験合格対策ドリルの記事を2012年以来連載しており、国試対策をしつつ、効果的な勉強をするには、どうすればよいかを手ほどきしている。なお、各記事は「看護師のまど」としてWeb上に詳細版を公開している。
看護学生向け学習誌の『プチナース』の毎年1月号の特集に、看護師国家試験の動向の記事を2014年以降寄稿しており、国試直前にあってもポイントをおさえて勉強し、臨床現場で役立つ知識を身につけるべきことを説いている。
学校講座を行っている学校[編集]
大学[編集]
- 日本赤十字看護大学
- 東邦大学
- 国際医療福祉大学(大田原キャンパス、小田原キャンパス、福岡キャンパス)
- 埼玉医科大学
- 東都大学
- 中部大学
- 岐阜医療科学大学
- 人間環境大学
- 産業医科大学
- 聖隷クリストファー大学
- 目白大学
- 聖徳大学
- 椙山女学園大学
- 獨協大学など
専門学校[編集]
著書[編集]
- 『必修ラ・スパ』(医学評論社)
- 『でる順医薬品』(医学評論社)
- 『医薬品オールデータ』(医学評論社・『医薬品オールデータ』と『ナビデータ』を改題)
- 『薬剤師国家試験がわかる本 薬理学・病態生理学・生薬学』(医学評論社)
- 『登録販売者試験対策テキスト』(日本医療企画)
- 『一発合格! 登録販売者試験完全攻略テキスト&問題集』(ナツメ社)
学会発表[編集]
- 「ACL製剤の安全性に関する検討」(社会保険医学会)
- 「薬価差益が病院経営に及ぼす影響」(病院管理学会)
- 「スウェーデンの医療システムについて」(社会保険医学会)
- 「HbA1cチャートを利用した糖尿病治療に対する服薬指導」(社会保険医学会)
- 「グァバ茶飲料(蕃爽麗茶)とボグリボースの食後過血糖抑制効果の比較検討」(日本糖尿病学会)