虚構新聞
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『虚構新聞』(きょこうしんぶん、Kyoko Shimbun)とは、虚構のニュースを記載しているウェブサイトの1つである。
概要[編集]
週刊アスキーとも提携している。
沿革[編集]
騒動[編集]
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- Twitter有料化デマ騒動の要因の1つ。
- 記事「「10桁で終了」 円周率ついに割り切れる」は、騙される者が続出した。
- この虚構新聞はとても面白い
記事の現実化[編集]
虚構新聞が報じたニュースが後に現実のものとなった場合、虚構新聞としては誤報という扱いになる。現在までに現実化した記事は下記の通り。
- 歩道からメキメキ ど根性スイカが話題に - 2006年6月19日[1]
詳細は「ど根性スイカ」を参照
- クラゲから色素抽出 透過率99%以上 - 2006年7月31日
- 全宇宙を画像検索 グーグル - 2007年7月27日[1]
詳細は「グーグル・ユニバース」を参照
- 音楽配信の雄、リスモくん死去 5歳 - 2011年9月23日
- ウィキペディアが書籍化 全2万3千巻で出版へ - 2012年10月16日、お詫び記事
- 北朝鮮、一方的に「戦争勝利」を宣言 挑発ライン越える - 2013年4月8日、お詫び記事
- 日本の「謙虚」、海外アピールに200億計上 - 2015年2月17日、お詫び記事
- ジョン・ケージ「4分33秒」トリビュート盤発売が決定 - 2015年10月14日、お詫び記事
- 「辛くて苦手」に新商品 「種なし柿の種」登場 - 2016年6月8日、お詫び記事
記事の存在を知っている人物による現実化[編集]
虚構新聞の読者が記事内容を実現させてしまったという事例もある。この場合も誤報扱いとなる。
- 転載自由の匿名掲示板「転載ちゃんねる」がオープン - 2012年6月5日、検証記事
- おーぷん2ちゃんねるとして実現。検証記事ではサイトの特徴3つのうち1つしか実現していないことを理由に「現実化には該当しない」との見解を表明しているが、後に残りの2つも実現している。
- 体罰被害申告サイト「体罰.in」公開 匿名でも通報可能 - 2013年2月18日、お詫び記事
- 森永チョコ、144個入り「グロス」発売へ - 2013年7月4日、お詫び記事
- KDDI、次世代炊飯器「INFOJAR」を発表 - 2014年1月22日、お詫び記事・訂正報
- シャープ、゜の売却を検討 経営再建策 - 2015年10月1日、お詫び記事
- 2mのロングバトンも コロナ禍で「新しい運動会」 マキャベリ小 - 2020年9月12日、お詫び記事
記事公開時点ですでに存在していたもの[編集]
報じた事物がすでに存在しており、誤報となってしまった記事も存在する。
- まるで本物 ステーキさいころ、来月発売 - 2014年6月24日、お詫び記事
- フジ、自局専用リモコンを無料配布へ 他局も追随 - 2015年7月21日、お詫び記事
- ほのかな甘み かぼちゃワイン「エル」4月発売 - 2015年3月4日、お詫び記事
- 記事掲載から6年後に誤報が判明したケース。実際にはかぼちゃワインは記事掲載の10年以上前から存在していた。
その他[編集]
また、記事の現実化とは無関係に検証記事が配信された事例もある。
- 橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化 - 2012年5月14日、検証記事
詳細は「Twitter有料化デマ騒動」を参照
- 本紙記事「日本ユニセフ、寄付金の流れ透明化へ」についてご報告 - 2013年11月19日
エイプリルフール[編集]
毎年4月1日のエイプリルフールには、嘘の嘘として真実の記事が掲載される。記事タイトル横には「これは嘘ニュースです」ではなく「これは本当のニュースです」「これは嘘ニュースではありません」と記載されているが、2015年10月のモバイル対応に伴うリニューアル[2]により、それ以前の記事は「これは嘘ニュースです」に戻っている記事もみられる。
- 虚構新聞、ニコニコに参入 新紙面も公開 - 2013年4月1日
- 虚構新聞デジタル:本紙社主、東京新聞に1日入社 - 2014年4月1日
- 虚構新聞デジタル:本紙共同イベント「メディアの未来」開催のお知らせ - 2015年4月1日
- 虚構新聞デジタル:「 ゜」紛失から半年 シャープ公式「中の人」に聞く - 2016年4月1日
- 新型コロナ「『他人事』ではなく『自分事』に」 識者に聞く - 2020年4月1日
- 「人の為 ニセモノだから できること」 フェイクな薬が秘める可能性 - 2021年4月1日
- 虚構の歴史が現代に根付くメカニズム 偽文書研究『椿井文書』著者に聞く - 2022年4月1日
なお、2004年4月1日に投稿されている嘘ニュースは、虚構新聞としてサイト独立する以前のものである。
- エイプリルフール法が今日から施行 - 2004年4月1日(社主UKの個人サイト「楠木坂コーヒーハウス」に掲載されていた当時のページ)
- このほか「Yahoo!ばぶばぶ」「αu、デザインにこだわったウェアラブル携帯「INFOBAA」」「やっほ? BB、3つの完全無料キャンペーン[3]」などの記事が投稿されていた[4]。
未来記事・過去記事[編集]
未来の日付や過去の日付で公開された記事の一覧。
- 猪肉に貝殻片混入させた19歳に死刑執行 - 紀元前1015年1月19日(2015年1月19日公開)
- 違法同人誌販売容疑 闇コミケを摘発 東京 - 2015年12月10日(2010年12月10日公開)
- 闇コミケこそ現実化しなかったものの、現実の2015年にはコミケ更衣室の闇が明るみとなったらしい。
- 東京五輪開幕 夏の夜空、花火彩る - 2020年7月24日(2013年9月9日公開)
- 現実の東京五輪はCOVID-19の影響により1年延期。日時が確定していたはずの事象にもかかわらず現実化しなかった異例作となった。開会式の演出は記事内容が現実化してくれたほうが格段によかっただろうか。東京音頭の披露は閉会式にて現実化、ナディア・コマネチの聖火ランナー起用は最終ランナーでこそないものの4年後のパリ大会で現実化。
- 日本最後の天然ウナギ・太郎が死亡 - 2024年7月29日(2014年7月29日公開)
- 現実の2024年7月には、水産庁がウナギ完全養殖の「商業化の道筋が見えてきた」ことを公表。記事に反してニホンウナギの絶滅回避が確実視されている。
- 大阪市の「留年」小学2年生、ついに成人迎える - 2026年2月24日(2012年2月24日公開)
- 教育維新条例は現実化を免れた。
- 「新しい判断」 安倍首相、消費増税また延期 - 2026年6月2日(2016年6月2日公開)
- 現実の消費増税は2019年10月に実施された。安倍首相は……
- 【企画広告】「月」「火星」ナンバープレート交付始まる 宇宙交通省 - 2039年5月5日(2022年5月5日公開)
- 世界最後のアインシュタイン像が撤去 年内にも暗殺へ - 2041年9月26日(2011年9月26日公開)
- 第43回AKB総選挙、大島さんがV40達成 - 2051年6月8日(2012年6月8日公開)
- 現実の大島優子は2014年にAKB48を卒業、AKB48選抜総選挙も2018年の第10回をもって幕を閉じた。一方で「3DCGアイドルの台頭」は2016年に現実化し、2018年にはゴリラも歌手になれる時代が到来している。
- 野井満千葉電波大名誉教授が死去、121歳 世界最後の計算尺使用者 - 2224年7月17日(2024年7月17日公開)
- 『虚構新聞 全国版』、100万部を完売 - 5872年4月28日(2017年4月28日公開)
- 高レベル放射性廃棄物処分、ようやく終了 - 102016年9月2日(2016年9月2日公開)
関連項目[編集]
脚注・出典[編集]
- ↑ a b 99%がウソ記事!?──「虚構新聞社」の社主が語る、ノンフィクションな本音 - ASCII.jp 2007年10月29日
- ↑ 虚構新聞アプリをリリースしました | NagisaWorks - 2015年10月14日
- ↑ という記事が一度掲載されたものの、何らかの圧力により削除された、というネタだと思われる。
- ↑ 「雑事」04年4月上旬 - 楠木坂コーヒーハウス