藤田家住宅 (奈良県平群町)

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藤田家住宅(ふじたけじゅうたく)とは、奈良県生駒郡平群町大字福貴に存在する国指定の重要文化財である。

概要[編集]

藤田家とは、江戸時代庄屋を務めた農家であり、ここはそのかつての住宅である。切妻造、茅葺きの居室部に切妻造、瓦葺き、落棟の釜屋を接続した大和棟形式を持ち、間口20.2メートル、奥行12.9メートルと大型で、質もよく、居室部の屋根が鉄板と瓦葺きになっているが保存もよく、昭和53年(1978年)に国の重要文化財に指定されている。

江戸時代中期の元禄年間(1688年から1704年)の再建で、享保年間(1716年から1736年)に屋根を大和棟に改修した。間取りは整形四間取系、豪壮な土間回りの架構や竹天井の造りなどをしている。

アクセス[編集]