藤澤利治

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藤澤 利治(ふじさわ としはる、1950年8月25日[1] - )は、経済学者。

福島県生まれ。1969年福島県立白河高等学校卒業[2]。1973年新潟大学人文学部経済学科卒業。1977年法政大学大学院社会科学研究科経済学専攻博士前期課程修了。1981年東京大学大学院経済学研究科応用経済学専攻博士後期課程単位取得満期退学[1]戸原四郎のゼミに所属[3]。1981年新潟大学商業短期大学部専任講師、1983年助教授。1989年12月-1991年11月外務省専門調査員。在ドイツ日本大使館に勤務(派遣)。1992年新潟大学商業短期大学部教授。1994年新潟大学経済学部教授。2000年法政大学経営学部教授、同大学大学院社会科学研究科経営学専攻。2021年定年退職[1]

ドイツの経済、産業を研究した[2]国際経済学会会員(1988年-)、証券経済学会会員(1994年-)[4]東京大学社会科学研究所のグループ研究組織[5]である「ドイツ経済文献研究会」の元メンバー[6]

著書[編集]

  • 『ドイツ資本主義――戦間期の研究』(戸原四郎著、工藤章共編、桜井書店、2006年)
  • 『ドイツ経済――EU経済の基軸』(工藤章共編著、ミネルヴァ書房、2019年)

分担執筆[編集]

  • 日本証券経済研究所編『西ドイツの金融・証券制度――「銀行構造委員会報告」を中心に』(日本証券経済研究所、1984年)
  • 戸原四郎加藤榮一編『現代のドイツ経済――統一への経済過程』(有斐閣[東京大学社会科学研究所研究報告]、1992年)
  • SGCIME編『マルクス経済学の現代的課題 第Ⅰ集 グローバル資本主義 第1巻 グローバル資本主義と世界編成・国民国家システム〔Ⅰ,Ⅱ〕――世界政治経済体制の再編と国民国家システムの転換 Ⅱ 国民国家システムの再編』(御茶の水書房、2003年)
  • 戸原四郎、加藤榮一、工藤章編『ドイツ経済――統一後の10年』(有斐閣、2003年)
  • SGCIME編『グローバル資本主義の変容と中心部経済』(日本経済評論社、2015年)

出典[編集]

  1. a b c 藤澤利治教授の略歴と主要研究業績PDF」『経営志林』第58巻1号、2021年4月
  2. a b 金容度「藤澤利治教授退職記念号によせてPDF」『経営志林』第58巻1号、2021年4月
  3. 戸原つね子「宇野「経済政策論」研究会記録について」「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter (11)PDF2009年3月17日
  4. researchmap
  5. 工藤章 東京大学社会科学研究所
  6. 北村次一「統一ドイツの経済史的分析――現代ドイツ経済史の資料的問題」『神戸国際大学経済経営論集』第13巻第1号、1993年6月

外部リンク[編集]