薩摩川内市川内歴史資料館
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薩摩川内市川内歴史資料館(さつませんだいしせんだいれきししりょうかん)とは、鹿児島県薩摩川内市中郷2-2-6に存在する博物館である。
概要[編集]
旧名は川内市歴史資料館であるが、薩摩川内市の成立により現在の名前、もしくは川内歴史資料館と言われている。
神代から続く川内文化の粋を集めた歴史資料館で、建物は奈良東大寺の正倉院を模した高床式スタイルの鉄筋コンクリート2階建てである。
内容は考古・歴史・民俗・美術と様々で、田の神石像などの石造品を中心とした屋外展示などもある。見どころは薩摩国分寺跡から発掘された瓦類、新田神社の所蔵品で国から重要文化財の指定を受けている和鏡と文書、船大工関係資料、豊臣秀吉の九州征伐の際に薩摩国で出された禁制札、幼いイエス・キリストを抱くマリア像を鋳出した踏絵、種子島銃、平佐焼などがある。美術品でも生頼範義の「破壊される人間」、吉永邦治の「砂漠に坐す」、山口長男の「総親和と躍進」などの油彩画があるほか、有島三兄弟の書などもある。