蓬田城(よもぎたじょう)とは、青森県東津軽郡蓬田村蓬田宮本にかつて存在した日本の城である。
現在の蓬田集落の北西およそ1キロ、蓬田八幡宮の西に続く高地にあった城で、現在は高地の南側にわずかに城郭の跡や堀跡などが存在しているのみである。
城の詳細については不詳。室町時代までには存在していたらしい。南部晴政の頃に南部氏の支配下に置かれている。
天正13年(1585年)、津軽為信がこの城を落とし、城主の相馬則政は逃亡して廃城となった。