董貴妃
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董貴妃(とうきひ、? - 200年)は、中国の後漢末期の女性。後漢最後の皇帝・献帝の貴人[1]。
生涯[編集]
車騎将軍である董承の娘で、200年に父が献帝の密勅を受けて曹操を殺害しようとして失敗した際、父に連座して曹操に処刑された[1]。この際、貴人は妊娠していたため献帝は曹操に助命を願ったが、曹操は許さずに処刑した[1]。
『三国志演義』では董承の妹とされており、第24回で登場する[1]。史実同様計画が露見した際、曹操により処刑される[1]。この際、妊娠5か月だったため献帝や伏寿は史実同様に曹操にせめて子供が生まれるまではと助命を願ったが、許されずに縊死させられている。後に第78回で死の床についた曹操に亡霊として現れて苦しめている[1]。