芦屋小雁
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芦屋 小雁(あしや こがん、1933年12月4日 - )は、喜劇俳優、漫才師、タレントである。京都府出身。本名は西部 秀郎。俳優・芦屋雁之助の弟。
経歴[編集]
1933年12月4日、京都府京都市に友禅染の染物屋の家に生まれる。朱雀中学校卒業後、兄と漫才「若松ただし・きよし」としてデビューする。京都の京都新京極の富貴、大阪の戎橋松竹を中心に活動し、漫才の有望株とみられていた。1958年にテレビのレギュラー番組「やりくりアパート」に出演する。翌年のテレビ『番頭はんと丁稚どん』の小松役で人気が出る。大阪地区で最高視聴率82%を獲得する。
1960年、3組合同による『テレビ結婚式』を行い、一般人と最初の結婚。1964年に劇団「喜劇座」を結成する。1977年、兄・雁之助、藤田まこと、野川由美子と新演技座を旗揚げする。1987年、別居状態だった妻と離婚し、女優の斉藤とも子と再婚する。1995年に斉藤と離婚する。1996年、女優の勇家寛子と3度目の結婚をする。2007年、日本喜劇人協会副会長。2018年現在は京都府で妻と2人暮らし。子供は息子2人(俳優の佐久間秀樹)と娘が1人がいる。
人物[編集]
- 芸能界に入る前は、子供の頃から絵が好きだったため、映画の看板を描いていた。10代の頃、年齢をごまかし百貨店の宣伝美術の仕事もしていた。
- 居合道三段 杖道四段。
- 映画が好きで、映画館で月に10本、自宅で時間が許す限り観る。駄作でも、良いところを探してみる。
- 「番頭はんと丁稚どん」で共演した大村崑、茶川一郎とは友人である。
- 和食「こがん亭」を経営する。
- 2018年6月、認知症であることを公表した[1]。
- 2007年から神戸映画資料館の名誉館長。
- 81歳でも現役の芦屋小雁[2]。
- 死ぬまで「芦屋小雁」でいたいと語る[3]。
参考文献[編集]
- ↑ 認知症を公表の芦屋小雁さん 走る訳
- ↑ 81歳でも現役の芦屋小雁「関わりが遠くなるのはあきません」News Post,12015年10月10日、2018年11月24日閲覧
- ↑ 認知症になっても死ぬまで芦屋小雁でいたいNHKハートネット,2018年10月24日,2018年11月24日閲覧