船ワープ

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船ワープ(ふね - )は、青春18きっぷ等のフリーきっぷを使用するに当たって、あえてお金を払って民間会社の航路に乗って、移動行程を円滑にすること。

概要[編集]

青春18きっぷは、普通・快速列車に乗り放題であるが、1日で移動できる距離は限られる。そこで、夜行運行のあるフェリーを使って、移動距離を稼いで、翌日に先廻り行程で旅行できるようにしたり、短絡航路を利用するのが船ワープである。

奨励される区間[編集]

北海道新幹線開業後、船ワープが得になった区間。
但し、青森側では、フェリーターミナル間近に駅がないため、夜行便でケチるためには体力が必要。
北海道新幹線北進後に、船ワープの価値が高まると思われる航路。
ムーンライトながら廃止後、船ワープの価値が高まった航路。夜行便でも港への連絡バスがあるのも便利。
大阪南港乗船を気にしなければ、ジャンボフェリーの次に使える航路。東予港到着は朝6時で壬生川駅まで連絡バスがある。
若戸大橋ができてバスがあっても、低廉で鹿児島本線から若松線にワープできる人気航路。

よく使われる区間[編集]

  • 柳井 - 松山三津(防予フェリー)
柳井港、松山三津港とも駅に近く、夜行便もあるので、よく使われる。
  • 八幡浜 - 別府(宇和島運輸)
八幡浜港は駅から徒歩25分。夜行便も所要時間約3時間だが、別府港で午前5時まで休憩可能。但し、別府港から別府駅は徒歩40分要する。
  • 八幡浜 - 臼杵(九四オレンジフェリー)
こちらも夜行便を運行。臼杵港から臼杵駅は徒歩約20分。
  • 下関唐戸 - 門司港(関門汽船)
下関の街と門司港駅を短絡するルート。唐戸港は下関駅から7分。
  • 新潟 - 敦賀(新日本海フェリー)
週一運航。新潟発は夜行便である。敦賀港が敦賀駅から遠いのが難点だが北陸新幹線延伸後は週一ワープ航路になり得る。
  • 新潟 - 秋田(新日本海フェリー)
週一運航。こちらは新潟発22:30発・秋田5:05着の夜行便で、秋田港が土崎駅から近いので、週一ワープ航路になり得る。

関連項目[編集]