般若寺 (平生町)

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般若寺(はんにゃじ)とは、山口県熊毛郡平生町宇佐木1166に存在する寺院である。宗派真言宗御室派山号は神峰山。

概要[編集]

用明天皇勅願で、若死にした般若姫の菩提を弔うため、豊後満野長者が恵慈和尚を開山として創建したと言われている。

大内氏の時代には寺領として7000石、末寺の数は120余りに達して寺運は繁栄した。大内氏が滅んで毛利氏の時代になってもそれは変わらず帰依を受け、寺運は興隆した。江戸時代中期の享保4年(1719年)に火災で焼失したが、再建されて現在に至っている。

寺宝には用明天皇の勅願額、銅鐘、般若寺由来記3巻などがある。このうち、銅鐘は慶長7年(1602年)鋳造の銘があり、山口県の文化財に指定されている。

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