胡 才(こ さい、生没年不詳)は、中国の後漢末期の武将[1]。
李楽や韓暹と共に白波賊の頭目であったが、195年に董承と楊奉の求めに応じて献帝の護衛となり、献帝を奪い返すために追撃して来た李傕・郭汜らと戦った[1]。196年に献帝が洛陽に辿り着くと、征西将軍に任命された(『後漢書』では征東将軍になっている)。その後、李楽と共に河東に戻って駐屯したが、ここで恨みを持つ者によって殺害された[1]。
『三国志演義』では献帝の護衛に着くものの、洛陽へ向かう途中に李傕・郭汜の追撃を受けて戦死している[1]。