美術 (教科)
ナビゲーションに移動
検索に移動
美術(びじゅつ)とは、中学校と高等学校で学ぶ教科・科目である。
概要[編集]
小学校の図画工作に相当し、より専門的で深い内容を学習する。小学校の図工では座学は殆どなく、ペーパーテストも存在しないことが多いが、美術教科では絵画・表現技法や著名な作品とその作者についてなどの座学を行い、期末テストでペーパーテストを行う学校もある一方で、工作・工芸に重きを置く学校もある。
中学校の美術教科は全員履修する。高等学校の美術は普通教育としての芸術の一科目として設定されているものと、専門教育として設定されているものの2つが存在する。普通教育としての美術は音楽、工芸、書道の4科目の中からどれか1科目を選んで履修する形のため、必ずしも全員が履修する科目ではない。美術の実技が苦手だった人はようやく美術の呪縛から逃れることが出来、安堵した者も多いのでは。
一方専門教科としての美術は主に美術科のある高校で美術科に在籍する全ての生徒が履修する。
宿題は主に夏休みに課され、外部のコンクールに出品することを前提とした課題から、教科書に掲載されている有名な絵画作品を模写する、立体物を制作するなど外部のコンクールに出品することを前提としない課題も存在する。