美女木ジャンクション

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美女木ジャンクション(びじょきジャンクション)とは、埼玉県戸田市美女木4丁目にある東京外環自動車道首都高速5号池袋線首都高速埼玉大宮線ジャンクションである。

概要[編集]

外環道と首都高速が直交する位置にあり、周りが全て住宅地であるためランプウェイも直交させないと用地が足りない場所であったため3層構造の中層を交差点とした。

戸田出入口が併設されており、更には直下に美女木八幡交差点がある上に、その交差点も2層構造の上に、歩道橋も「井」形にあるので日本一となる6層構造となっている[1]

構造[編集]

ここでは高速道路のジャンクションと併設されている戸田出入口について扱う。一般道路の交差点については美女木八幡交差点を参照。


下の方から「外環道本線」→「平面交差部」→「首都高速本線」の3層になっている。

それぞれの本線から分岐したランプウェイが中層で交差点を形成し、再び合流している。更に首都高速5号池袋線からのランプに戸田出入口のランプが合流しているため、そこにも信号が設置されている。

交差点では信号機が設置されている[2]ため従う必要があるが、「首都高速5号池袋線→外環道大泉方面」と「外環道三郷方面→首都高速埼玉大宮線」は左折なので信号を無視して行ける。

外環道方面に行くランプには料金所が設置されており、料金収受を行っている。首都高速の料金はそれぞれ志村本線料金所浦和南本線料金所で徴収する。

尚、戸田出入口の出口には首都高速5号線方面からUターンしないと入れないが、それはダメなので外環道か首都高速埼玉大宮線方面から出ないと使用できない。

信号機の使用まで[編集]

T字型だった時代の模式図。青色の矢印の方向のみ移動可能

1993年に首都高速5号池袋線が延伸開業し、T字型の交差点になった際は管轄の埼玉県警察が信号機で交通整理をすると危ないということで右図のような交通規制となった。

図の中で赤色の矢印となっている「首都高速5号池袋線→外環道三郷方面」については認めず、手前の戸田南出入口で一旦流出させ、外環道の戸田東ICから再流入させる処置を取った。

しかしながら、1998年に首都高速埼玉大宮線が開業した際には、戸田出入口方面の直進交通を認める必要がある上に、各方向からの右折交通も出来ないと不便にも程があるので様々な安全対策をした上で信号機の設置を許された。

その安全対策として、場内での制限速度を30km/hとし、更に案内標識を全て一般道用の青色に統一して高速度での侵入を防いだ。

脚注[編集]

  1. しかし、西新宿ジャンクションはランプ2層+首都高速4号新宿線本線+初台交差点+甲州街道アンダーパス+首都高速中央環状線山手トンネルで6層で並び、直下に通る京王新線も含めれば7層構造と抜かれる。
  2. この信号は普通のやつよりもデカい。

関連項目[編集]