罪を憎んで人を憎まず

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罪を憎んで人を憎まず』(つみをにくんでひとをにくまず)とは、アンドロイドで考えると、動作ミスはプログラムが修正対象になるだけで、人型のハードウェアそのものが破壊対象になる事は無い、という感じ。

概要[編集]

プログラマ的に考えると、プログラムの動作ミスとか普通だし。その都度ハードウェアからやり直してたらハードウェアが幾つあっても足りない。なのでプログラムの一部だけに必要な修正を施すのが普通である。

ハードウェア的な修正は物理的に部品の交換をしないといけないので結構面倒なのだ、プログラムの書き換えだけで対応しようとするのがプログラマの習性。

罪を憎まず人を憎んだ場合[編集]

もし犯罪者は即極刑のようなやり方にした場合、人が犯罪者になった経緯や根本原因の調査が疎かになり、再発を防止できずに似たような人による同様の事件が際限なく繰り返される結果になる可能性が考えられる。

歴史は繰り返すとはいうものの、原因調査が疎かで繰り返されているようなら、原因調査が疎かになる原因を調査する所からになりそうだ。

原因調査が疎かになる原因[編集]

とりあえず思いついたものを列挙する方向で。

レッテル貼り
  • 「あいつは〇〇だ」のようにレッテル貼りをすると、そこで根本原因を調べるという意識が薄れ、思考停止に陥る気がする。
  • 例えば「あいつは悪魔だ」のようにサタンにレッテル貼りをしていると、そもそも天使悪魔になった根本原因を調べる、という意識は普通は抱かなくなる、と思う。「天使が悪魔になった理由」が分かれば、他の天使が悪魔になる事を防ぐにはどうしたら良いのか、自ずと分かる筈なのである。
  • そう考えると、サタンが悪魔として振る舞う理由が無くなったら、心変わりして再度天使として振る舞うようになるかもしれない。もし「他の天使が悪魔になる事を防ぐ」事が「天使が悪魔になった理由」なのであれば、他の天使が悪魔になる事を防げたのであれば、悪魔になった天使が悪魔として振る舞う理由が無くなる事になる。あくまでも理論上では。
  • 「サタンが悪魔になった理由」は確か自分が神として崇拝を受ける事を望んだから、とされていて十戒に反しているので、その望みは叶わないものとしてサタン自身が納得しないと心変わりは難しい模様。
他者との比較
  • 似たような他人の過去の事例と比べて同一視すると、微妙に異なる点に目を瞑りがちになる、という点も経験則としてはある[1]。その場合は、ぱっと見だと同じ事象だが根本原因が異なるので、過去の事例で有効だった対策が今回は効かない、という事になったりする。
めんどい
  • まぁ怠慢というか、時間が無い場合とか、他にも仕事あるし、なんて業務過多の時は、とりあえず間に合わせな適当な調査になる時もある。調査内容の質より報告を挙げる締め切りの優先度が高いという、本末転倒気味な時とか。再発防止策を講じる筈が再発を誘発する結果になるのは皮肉としか言いようがない。
  • 例えばミスを無くすためのチェックリストが肥大化し過ぎな上に言語化が不十分な項目があると、項目の内容の意味を理解するのに意識を奪われて逆にミスを誘発するとか?
思い込み等
  • 良くある事として人間の思考はバイアス ()により、容易に偏りがちな事は歴史により証明されている。

脚注[編集]

関連項目[編集]