総統閣下シリーズ

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総統閣下シリーズ(そうとうかっかしりーず)とは ヒトラー最後の12日間に出てくるアドルフ・ヒトラー役のブルーノ・ガンツさん(以後 ブルーノさん)の言った、セリフがほとんど日本語、いわゆる空耳に聞こえる部分を取り出して何かにキレる総統閣下という動画の総称のことを指す。

概要[編集]

主にニコニコ動画bilbilなどで流行っており、それの音MAD動画なども投稿されている。

基本的に総統閣下がキレるシーンのみを動画にすることもあれば、最初からの流れの動画も存在する。セリフが存在しない部分に思ってることを書いたり、空耳ではない部分や確実に言葉が合わないところに言葉を入れる動画もこれに含まれる。

この熱演は日本だけでなく中国や元ネタのドイツ(セリフが速すぎてドイツ人でも何を言っているのかわからないという事もある)までもが空耳で聞こえるという事が起きた。

空耳の要因[編集]

空耳の要因はブルーノさんが熱演しすぎて早口で話したことが原因だと考えられる。総統がキレ始めるシーンでは微かに「シュタイナー...」という言葉が聞こえる。この場面は武装親衛隊「ヴィーキング」師団を率いるフェリックス・シュタイナーが攻撃命令に従わなかった(正確に言うと、兵力が足りず実行できなかった)ことを伝えられたヒトラーが武装親衛隊ドイツ国防軍を「裏切り者」「臆病」「負け犬」と罵倒した挙げ句、はじめてドイツの敗北を認めて自殺する決心をするという大事なシーンであることから熱演はしょうがなかったと言えるだろう。

主な登場人物[編集]

ヒトラー

総統閣下。ナチスのトップにして独裁者である。動画内ではアニヲタ陰キャとして扱われることが多い。

ユンゲ

ヒトラーの女性秘書。いつものシーンにて泣いている女性を慰めている人、といった方が分かりやすいであろう。

フェーゲライン

親衛隊のNo.2で、ヒトラーの義弟でもある。ヒトラーを見捨てて地下壕から逃亡したため、激怒したヒトラーに命令によって半裸で愛人宅のベッドで泥酔していたところを逮捕・処刑される。銃殺直前の「はい、死んだ!」の空耳が有名であるが、実際は「ハイル・ヒトラー!」と言っている。

居残りの4人組[編集]

カイテル

立派な髭を生やした赤茶ベルトの人。当時のドイツ国防軍トップにして陸軍元帥でもある陸軍の中枢人物だが、空耳内で喋ることはほとんどない。

ヨードル

ハゲてる人。国防軍の作戦部長である。戦後カイテルと共に戦犯としてニュルンベルク裁判にかけられ処刑された。

ブルクドルフ

激怒するヒトラーに口答えしている人である。

クレープス

これといった特徴はない。最後はブルクドルフと拳銃で自殺する。

問題の場面以外の空耳[編集]

実は一番有名なシーン以外でも空耳シーンが有る。

  • 交戦シーン
  • ゲッベルスの早口シーン×2
  • エヴァ・ブラウンの総統に対するパーティの準備のところ