第21回香港カップ
ナビゲーションに移動
検索に移動
2007年12月9日にシャティン競馬場で施行された第21回キャセイパシフィック香港カップについて記述する。
レース概要[編集]
ワールドレーシング・チャンピオンシップ第13戦に指定されているが、2007年は同シリーズが休止されている。
レース施行前の状況[編集]
香港ジョッキークラブからは、2007年のクイーンエリザベス2世カップを制したヴィヴァパタカなど4頭が出走した。
フランスからは、2007年のドラール賞(G2)を制したミュージカルウェイが出走した。
アラブ首長国連邦からは、2007年のクイーンアンステークスとサセックスステークスを制したラモンティが出走した。
日本からは、多数の第1回出走登録があったが、馬インフルエンザの影響で出走馬はシャドウゲイトだけとなった。第20回(2006年)以降2年連続で日本馬の出走ありで行われた。
12月7日に各国のハンデキャッパーによる有力馬ポイントランキングが発表された。1位はヴィヴァパタカの127ポイント、2位はラモンティの88ポイント、3位はヴェンジャンスオブレインの70ポイントとなった。なおポイントは15名のハンデキャッパーより、1位:10ポイント、2位:6ポイント、3位:3ポイントがそれぞれ与えられ、その合計ポイントである。
出走馬と枠順[編集]
馬番 | ゲート番 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | オッズ | 調教師 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
調教国 | 日本語表記 | 香港表記 | 日本語表記 | 香港表記 | 日本語表記 | 香港表記 | ||||
1 | 4 | アラブ首長国連邦 | ラモンティ | 威滿蹄 | 牡5 | L.デットーリ | 戴圖理 | 4.8(2人) | S.ビン ・スルール | 蘇萊 |
2 | 7 | 香港 | ヴェンジャンスオブレイン | 爪皇凌雨 | せん7 | A.デルペッチ | 杜鵬志 | 8.4(3人) | D.フェラリス | 霍利時 |
3 | 3 | 香港 | ヴィヴァパタカ | 爆冷 | せん5 | M.キネーン | 靳能 | 1.3(1人) | J.ムーア | 約翰摩亞 |
4 | 2 | 日本 | シャドウゲイト | 關之影 | 牡5 | 田中勝春 | 田中勝春 | 24.0(4人) | 加藤征弘 | 加藤征弘 |
5 | 1 | 香港 | アートトレーダー | 詩情畫意 | せん6 | D.ビードマン | 白德民 | 52.0(5人) | J.ムーア | 約翰摩亞 |
6 | 6 | 香港 | ロイヤルプリンス | 飛馬王子 | 牡4 | B.プレブル | 柏寶 | 19.0(6人) | A.クルーズ | 告東尼 |
7 | 5 | フランス | ミュージカルウェイ | 音樂感 | 牝5 | R.トーマス | 湯文昇 | 99.0(7人) | P.バン・デ・ポール | 范德培 |
負担重量は牡馬及びせん馬26lbs=約57kg、牝馬122lbs=約55.5kg。
レース結果[編集]
レース展開[編集]
好スタートを決めたのはシャドウゲイトだったが、逃げたのはロイヤルプリンスだった。そのままレースが進み、最後の直線ではシャドウゲイトが先頭に立ったがラモンティらに交わされ5着だった。一方シャドウゲイトを交わしたラモンティはヴィヴァパタカの猛追を半馬身差で抑え1着でゴールした。
レース着順[編集]
着順 | 馬番 | ゲート番 | 競走馬名 | タイム及び着差 |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 4 | ラモンティ | 2:02.8 |
2 | 3 | 3 | ヴィヴァパタカ | 1/2 |
3 | 7 | 5 | ミュージカルウェイ | 3馬身 |
4 | 5 | 1 | アートトレーダー | 3馬身1/2 |
5 | 4 | 2 | シャドウゲイト | 4馬身 |
6 | 2 | 7 | ヴェンジャンスオブレイン | 4馬身1/4 |
7 | 6 | 6 | ロイヤルプリンス | 7馬身 |
※着差は1着馬からの着差
レース後[編集]
- 優勝騎手のランフランコ・デットーリは、香港カップ通算3勝目を挙げた。
関連項目[編集]
- 第9回香港スプリント - 同日行われた国際競走
- 第14回香港ヴァーズ - 同上
- 第17回香港マイル - 同上