短波放送(たんぱほうそう)とは、短波を利用したラジオ放送。
地上から約200キロメートル〜約400キロメートルにある電離層のF層で短波が反射される特性を利用し、長距離の伝搬に必要なラジオ放送に用いられる。
受信は短波ラジオ受信機を使用。日本では振幅変調(AM)された放送波を受信するが、国外ではDRMによるデジタル短波放送の受信機も製造されている。
日本では、ラジオNIKKEIによる国内向けの放送と海外向けの放送がある。
関連項目[編集]
- 短波 - 波長10メートル〜100メートルの電波。
- 国際放送 - 国外(海外)向けのラジオ放送。
- BCL - 短波放送の受信を趣味とする愛好者。
- 短波ラジオ - 短波放送を受信するのに使用するラジオの受信機。
- 日本語放送 - 日本向けの日本語放送。
- デジタル・ラジオ・モンディエール(DRM) - 短波利用のデジタルラジオ方式。欧州で実用化されたが、日本の放送局は採用していない。