真空院

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真空院(しんくういん、享和3年5月9日1803年6月27日) - 享和3年5月9日(1803年6月27日))は、江戸時代後期の徳川将軍家男性江戸幕府の第11代征夷大将軍徳川家斉の子。母は側室・お登勢の方(妙操院)。第8代水戸藩主・徳川斉脩正室である峰姫や第14代将軍・徳川家斉の実父である徳川斉順の同母の兄弟である。

生涯[編集]

家斉の子だが、流産したという。『幕府祚胤伝』によると「御血荒」と記録されている。この流産については表向きには公表されず、家斉は大切の品として長持とともに寛永寺塔頭の淩雲院に葬ったという。法名は真空院幻躯覚夢大童子。後に谷中霊園内の寛永寺墓地に改葬された。

ただ、新設された徳川家の合祀墓にも真空院の法号や没年は確認できるが、没年について誤記が見られるという。