知事
(県知事から転送)
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知事(ちじ)は、日本においては都道府県を統括する代表者の事である。地方における首長と考えてよい。東京の場合は「都知事(とちじ)」、大阪府や京都府の場合は「府知事(ふちじ)」、その他の各県知事は「県知事(けんちじ)」となる。
概要[編集]
知事選挙で当選した場合、就任することができる。立候補資格は30歳以上の日本国民であることで、任期は4年である。再選は何度も可能である。
都道府県の首長として、議会で決定した条例や予算に基づいて政策を実行する[注 1]。
知事の地位は地方公務員の特別職であり、その待遇は条例で決定されている。各地方により知事の収入は異なるが、平成16年(2004年)の東京都知事の月収は164万円である。
地方自治法施行以前[編集]
廃藩置県後、首長を知事と呼ぶのは3府に限られ、県の首長は県令と呼ばれたが、1886年に知事に統一された。府県知事は内務省による官選の勅任官で有権者の直接選挙ではなかった。
実質的な内務省直轄地の北海道は北海道庁長官が任命され、1943年の都制発足後の東京都は親任官の東京都長官が送り込まれた。
アメリカ合衆国[編集]
アメリカ合衆国においては知事は「州知事」が一般的。
関連項目[編集]
注[編集]