相模平野

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

相模平野(さがみへいや)は、神奈川県中央部に広がる平野である。関東平野の一部である。

概要[編集]

西を丹沢山地および大磯丘陵によって、北から東を多摩丘陵によって限られ、南の相模湾に面する。主に相模川堆積作用によって形成され、平野の東半にあたる相模川左岸の大部分は、何段もの河岸段丘を構成する相模野台地(相模原台地)によって占められる。これに対応して、右岸にも中津台地伊勢原台地が分布する。相模川などの現河床に沿った沖積面厚木以北では相対的に狭いが、以南では金目川などによる沖積面も合わせて広がりを見せ、旧河道に沿った自然堤防が見られる。南部の相模湾岸は、海面の後退によって形成された海岸平野としての性格を持ち、海岸線に並行する砂丘列が分布する。この海岸平野は湘南砂丘地帯と呼ばれる。

狭義には、相模野台地などを除く沖積平野および海岸平野を相模平野と呼ぶ。

範囲[編集]

(狭義の相模平野)

(以下は相模野台地に含まれる)

(以下は中津台地に含まれる)

  • 神奈川県 : 愛甲郡愛川町(中央部)、厚木市(北東部)

(以下は伊勢原台地に含まれる)

  • 神奈川県 : 伊勢原市(北東部)

河川[編集]

関連項目[編集]