皿鉢料理
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皿鉢料理(さわちりょうり、さはちりょうり)は、高知県の郷土料理である[1]。皿鉢とは、大皿や大鉢などの器の総称である[1]。
概要[編集]
直径40 - 100cmくらいの有田焼や九谷焼の大皿や大鉢に、生物(なまもの。鯛の活き造り、鰹のたたきなどの盛り合わせ)、組み物(寿司、季節の野菜の煮物、焼き物、揚げ物などの盛り合わせ)、そうめん、フルーツの盛合せ、前菜の鉢、口取などの各種料理を盛り合わせたものであり、主に宴会用に利用されている[1]。
いわゆる直会的な宴席料理であり、高知県では大蒜がよく使われるため、皿鉢料理の翌日はニンニク臭くてもオッケーである。
「豊漁御礼」であるため、「お福分け」の意があり、折箱などは用意しておくのは定法である。赤飯なども炊かれ、コンテナ(タッパーウェアとかジップロックコンテナとか)を持参して持帰るのもオッケーである。
神棚の近くに大漁旗を飾り、家族が持ちかえるのもオッケーである。
「ぜんぶ平らげる」のが礼儀のうちであるため、カツオなどはカラシでヅケなどにしておくのが心得である。「煮豆」「煮しめ」「たきあわせ」などもあるので、主婦としては大忙しである。