田沢温泉
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田沢温泉(たざわおんせん)とは、長野県小県郡青木村田沢に存在する温泉である。
概要[編集]
標高1284メートルの十観山の東麓、北と西と南の三方を山に囲まれた自然豊かな温泉である。東には浅間山があり、その眺めは素晴らしい。
この温泉は役小角の開湯と言われてその歴史は古く、山姥が湯治をしていた際に坂田金時を生んだという伝説まで存在しており、そのために「子宝の湯」「有乳(うち)の湯」などと言われていた。現在までその歴史を物語るように細い坂道に沿って古い旅館が多く並んでいる。また、若い頃の島崎藤村が、小説の構想を練るためにこの温泉に滞在したことでも知られている。
昭和46年(1971年)、沓掛温泉と共に国民保養温泉地に指定された。