生活 (教科)

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生活(せいかつ)とは、小学校に設定されている教科の一つである。

概要[編集]

1991年度までは小学校6年間を通して理科社会の授業が行われていたが、1992年度より理科と社会の内容を統合した生活が1・2年生を対象に導入され、理科・社会は3年生以降履修となった。なお生活科のスタートにより、NHK学校放送の小学校低学年向けの理科・社会の番組が放送を終了した。

小学校[編集]

内容は理科・社会を統合し、社会については日々の生活において大切なこと・守るべきことに重点が置かれており、保健分野とも関わってくる。

理科的な内容は

  • 自然観察
  • 生き物の飼育・栽培

の大きく2点。社会的な内容は

  • 学校での楽しく安全な遊び・生活、安全な通学
  • 家族における自分の役割、規則正しい生活
  • 地域の人々や場所に親しみ、適切なコミュニケーション
  • 公共物や公共施設の正しい利用
  • 集団遊び

など。

特別支援学校[編集]

特別支援学校小学部では理科・社会・家庭科の授業がなく[注 1]、6年間ずっと生活を学習するようになっている。

[編集]

  1. 同様に特支中学部では、技術科が無く、普通中学校では事実上無くなった職業科がある。