王植

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王 植(おう しょく)は、中国小説である『三国志演義』の登場人物である。

劇中の活躍[編集]

『三国志演義』第27回で登場する曹操配下の架空武将で滎陽太守[1](実際に滎陽太守という地位は存在しない)。韓福の親戚とされている[1]関羽が曹操の下を辞去して劉備の所へ赴く際の4番目の守将で、関羽を手厚く出迎えて宿舎の手配をし、関羽らが寝静まったのを狙って火攻めをかけて焼き殺そうとしたが、部下の胡班が関羽の人柄に惚れ込んで計画を密告したので関羽は夜にまぎれて宿舎を脱出し、計画は失敗した[1]。王植は関羽に悟られた事を知って追撃したが、一刀で殺され、胴体は輪切りにされた[1]

脚注[編集]

  1. a b c d 小出『三国志武将事典』P212

参考文献[編集]