王 士(おう し、? - 225年)は、中国の三国時代の蜀の武将。従弟は王甫。親族に王祐。字は義卿(ぎきょう)[1]。
益州広漢郡郪県の出身。劉備に仕え、劉備の入蜀後は孝廉に挙げられて符節の長に任命され、さらに犍為郡の太守に任命された[1]。諸葛亮の南征では益州太守に任命されるが、赴任前に現地の南方異民族によって殺害された[1]。