牧阿佐美
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牧 阿佐美(まき あさみ、昭和9年(1934年)5月12日 - 令和3年(2021年)10月20日)は、日本のバレリーナ、振付家である。本名・福田 阿佐美(ふくだ あさみ)。夫はバレエダンサーの三谷恭三。別名義・橘 秋帆(たちばな あきほ)。
略歴[編集]
東京府出身。
母は日本バレエ界の草分け的存在である橘秋子で、そのもとで幼少期からバレエを学び、海外のバレエ学校でも指導を受ける。昭和31年(1956年)、母と牧阿佐美バレエ団を創設し、後進の指導に当たり、草刈民代、金森穣、上野水香ら日本を代表するダンサーを育成した。紫綬褒章や文化功労者に選ばれ、新国立劇場の舞踊芸術監督、バレエ研修所所長などを務める。
令和3年(2021年)10月20日午前11時35分、大腸癌のため東京都内の自宅で死去。87歳没。
受賞・叙勲[編集]
- 1984年 ニムラ賞
- 1987年 芸術選奨文部大臣賞受賞
- 1987年 東京新聞舞踊芸術賞
- 1987年 舞踊批評家協会賞受賞
- 1996年 紫綬褒章受章
- 2004年 フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受章
- 2008年 文化功労者顕彰