災害廃棄物

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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災害廃棄物(さいがいはいきぶつ)とは、地震台風洪水などの災害が発生することにより伴って生じるゴミのことである。壊れた住宅の部材、使えなくなった家具、家電、コンクリート片など、様々な種類がある。仮置き場で一時的に保管した後、分別して再利用するか焼却処分するかのケースに分かれることになる。ただ、平成23年(2011年)の東日本大震災の場合は被害が広範囲で、津波堆積物を含めておよそ3100万トンの廃棄物が、7年後の西日本豪雨でもおよそ190万トンに上る廃棄物が生まれており、処理が追い付いていない。そして、処理が滞ると火災、悪臭、粉塵などで生活環境の悪化という問題も発生することになる。