瀧澤弘和

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瀧澤 弘和(たきざわ ひろかず、1960年 - )は、経済学者。中央大学経済学部教授。専門は実験ゲーム理論、経済政策論、社会科学の哲学[1]

経歴・人物[編集]

東京生まれ[1]東京大学文学部西洋哲学科を経て[2]、1992年法政大学経済学部卒業。1997年東京大学大学院経済学研究科博士課程満期退学[3]。1997年東洋大学経済学部経済学科専任講師。2000年スタンフォード大学経済政策研究所客員研究員(-2001)。2002年東洋大学経済学部経済学科助教授、経済産業研究所ファカルティフェロー。2003年経済産業研究所フェロー(-2007)。2004年東京大学大学院ものづくり経営研究センター特任研究員(-2008)。2007年多摩大学グローバルスタディーズ学部・大学院経営情報学研究科准教授、2009年中央大学経済学部准教授、2010年同教授。2018年エアフルト大学マックス・ヴェーバー文化・社会高等研究所フェロー(-2019)[2]

多くの経済学書の翻訳にも携わり、「ほとんどが青木昌彦先生の推薦によるもの」だという[4]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『現代経済学――ゲーム理論・行動経済学・制度論』(中央公論新社[中公新書]、2018年)

共著[編集]

  • 『経済政策論――日本と世界が直面する諸課題』(小澤太郎、塚原康博、中川雅之、前田章、山下一仁共著、慶應義塾大学出版会、2016年)

訳書[編集]

  • 青木昌彦『比較制度分析に向けて』(谷口和弘共訳、NTT出版、2001年)
  • ジョン・マクミラン『市場を創る――バザールからネット取引まで』(木村友二共訳、NTT出版[叢書「制度を考える」]、2007年/慶應義塾大学出版会、2021年)
  • ジョセフ・ヒース『ルールに従う――社会科学の規範理論序説』(NTT出版[叢書「制度を考える」]、2013年)
  • ダグラス・C.ノース『ダグラス・ノース 制度原論』(水野孝之、川嶋稔哉、高槻泰郎、結城武延訳、中林真幸共監訳、東洋経済新報社、2016年)
  • カーステン・ヘルマン=ピラート、イヴァン・ボルディレフ『現代経済学のヘーゲル的転回――社会科学の制度論的基礎』(岡本裕一朗共訳、NTT出版[叢書「制度を考える」]、2017年)
  • フランチェスコ・グァラ『制度とは何か――社会科学のための制度論』(水野孝之訳、監訳、慶應義塾大学出版会、2018年)
  • デイヴィド・ルイス『コンヴェンション――哲学的研究』(慶應義塾大学出版会、2021年)

出典[編集]

外部リンク[編集]