温州蜜柑でございます

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
エンペたん看板 JOKE.png この記事は多少冗談を含みます。
寛容な心でお読み下さい。

温州蜜柑でございます(うんしゅうみかんでございます)とは、横山光輝版三国志に登場するセリフである。

概要でございます[編集]

単行本37巻(潮漫画文庫版では19巻)の「奇怪な老人」というエピソードに登場するセリフであり、曹操への献上品として温州から運ばれてきた蜜柑を差し出すときのセリフである。このセリフを話す人物は名前もない召使であり、要するにモブキャラである。にもかかわらずネット上では何かとネタにされる一コマである。

解説でございます[編集]

作中で曹操は魏王宮を完成させており、その完成を祝う祝宴のために各地から名産品を献上するように呼び掛けていた。曹操と和睦を結んだ孫権は温州の蜜柑を曹操の下へと運ばせた。その蜜柑が都に到着し、召使が曹操に差し出すときのセリフが

温州蜜柑でございます

である。

なお、ここでの「温州蜜柑」は日本の温州蜜柑とは異なり、中国の「温州」で採れた「蜜柑」のことである。ちなみに原典においては「温州柑子」である[注 1]

ネット上での人気でございます[編集]

横山版三国志にはこのほかにも「げえっ!関羽!」や「むむむ」、「これは孔明の罠だ」などネタとして非常に使い勝手の良いセリフやコマが多く存在している。その中においてモブキャラが発したセリフとしては知名度・人気共に高いセリフとなっている。なお、それらの名セリフと共に公式のLINEスタンプに収録されていたりもする。その他クッキーマスキングテープなど、謎にグッズ化されていたりもするほどの人気がある。

関連項目でございます[編集]

これは脚注だけではないか[編集]

  1. 横山三国志では日本向けのアレンジが多く、温州蜜柑もその一つと言える