浅井物語(あざいものがたり)とは、戦国時代の史料である。
著者・成立年代[編集]
著者、成立年代は不明。一説に寛文2年(1662年)とされる。別称は『浅井軍記』(あざいぐんき)であるが、同名の著があるため勘違いされやすい。
全6巻。近江国の戦国大名・浅井氏の祖先である浅井重政とその3代の子孫である浅井亮政の事績を紹介した家記である。
浅井氏が中納言・三条政氏の流れを汲む名族と紹介しており、浅井亮政については「助政」と表記している。また、『平家物語』や『平治物語』などから記事を引用している部分が多く見られる。
参考文献[編集]