浄喜寺

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浄喜寺(じょうきじ)とは、福岡県行橋市今井1802に存在する真宗大谷派寺院である。

概要[編集]

秡川左岸の今井地区の西の外れ、開けた水田地帯を背にした形である寺院である。

室町時代後期の明応4年(1495年)、蓮如弟子である慶善により開創された。浄土真宗大谷派東本願寺)の直末寺で、末寺を53寺も有し、九州においては浄土真宗の最大拠点である。

境内はおよそ1万4000平方メートルで、堂宇は江戸時代後期の文化10年(1813年)に再建された本堂をはじめ、庫裏や山門、鐘楼などを備えている。寺宝としては蓮如が書いたという六字名号や寺号、福岡県から文化財に指定されている三世住職画像、応永28年(1421年)に藤原安代作といわれる梵鐘などが収蔵されている。

アクセス[編集]