江界水力発電所
ナビゲーションに移動
検索に移動
江界水力発電所(カンゲ-すいりょくはつでんしょ)は、朝鮮民主主義人民共和国の慈江道江界市と長江郡に渡って存在する水力発電所である。
江界水力発電所 | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル: | 강계수력발전소 |
漢字: | 江界水力発電所 |
発音: | カンゲスリョクパルジョンソ |
日本語読み: | こうかいすいりょくはつでんしょ |
MR式: 2000年式: 英語表記: | Kanggye Suryŏk Paljŏnso Ganggye Suryeokbaljeonso Kanggye Hydroelectric Power Station |
概要[編集]
江界市と長江郡にまたがって存在している水力発電所である。 設備容量は、24万6000キロワットで、3つの発電所からなる。
歴史[編集]
- 1937年 - 日本人が当時の咸鏡南道長津郡サンナム面ヨンファ里に着工
- 1945年 - 日本降伏
- 1955年 - 朝鮮戦争休戦後の戦後復興建設計画に基づき再着工
- 1958年 - 江界青年発電所建設に名称変更
- 1959年 - 建設従業員会議を開催、1961年末までに完成することを決意
- 1964年 - 第1〜3号発電所が完成
- 1978年 - 取水量の増大工事開始
- 1979年 - 4,000㎥分の工事を完了
設備[編集]
- 第1発電所
- 導水路はコンクリート製で全長33㎞。落差が約430m
- タービン(フランシスタービン)は、4万7100キロワット
- 第2発電所
- 導水路はコンクリート製で全長6㎞。第1発電所で取水する。落差は159m。
- タービンは2万8200キロワット級が2台設置されている。
発電所の設備容量は、すべて合わせて24万6000キロワット、第2発電所8万キロワット、第3発電所が1万6000キロワットで構成されている。この発電所の最大出力は20万キロワットであり、平均出力は16万キロワットである。
所在地[編集]
- 1号発電所 長江郡5.1労働者区
- 2号発電所 長江郡勝芳労働者区
- 3号発電所 江界市淵豊洞