江刺氏(えさしし)とは、日本の氏族である。
陸奥国江刺(現在の岩手県江刺市、現在の奥州市)を発祥とする。当地の大勢力だった葛西信詮の次男・江刺信満を祖とするとされるが、詳細は不明。歴代当主は岩谷堂城主として江刺郡を支配した。天正18年(1590年)、豊臣秀吉の奥州仕置により没落し、江戸時代には盛岡藩主・南部氏に仕えて盛岡藩士となった[1]。