江ノ島 (神奈川県)
ナビゲーションに移動
検索に移動
概要[編集]
市内の片瀬海岸にある、周囲4kmの島である。江戸時代より、江島神社の弁財天が商売繁昌の神として信仰されている。
東京近郊の観光地の一つで、本土側と橋で繋がれている。また、干潮時には、砂嘴で繋がるダイタル・アイランドである。
沿革[編集]
- 552年(欽明13年)、江ノ島神社が創建されたと伝えられる。
- 584年(仁寿2年)、慈覚大師が中津宮を創建。
- 1182年(寿永元年)4月5日、源頼朝は奥州遠征にあたり鎌倉武士47人と共に文覚上人を招き江の島弁才天を勧請し、戦勝祈願を行う。
- 1190年(建久元年)、北条時政が江ノ島に参籠。
- 1216年(建保4年)、海底が隆起し、江の島と片瀬が陸続きになる。
- 1600年(慶長5年)、徳川家康下関からの帰路、江の島に立ち寄る。
- 1649年(慶安2年)、江の島岩本院、三代将軍家光より「江島弁財天境内等諸役免除」の朱印状を受ける。
- 1674年(延宝2年)、徳川光圀が江ノ島参詣。
- 1749年(寛延2年)、江の島弁才天の信仰が盛んになる。
- 1782年(天明2年)、江戸市村座、石造灯籠を弁財天に寄進。
- 1862年(文久2年)、河竹黙阿弥作の歌舞伎「青砥稿花紅錦画(弁天娘女男白浪)」江戸中村座で初演。
- 1877年(明治10年)7月、エドワード・モース江の島に臨海実験所を開設。
- 1885年(明治18年)、サムエル・コッキング植物園完成。
- 1897年(明治30年)、江の島・片瀬(洲鼻)間に桟橋が完成する。
- 1902年(明治35年)、江之島電気鉄道(現江ノ島電鉄)の藤沢~片瀬間開通。
- 1929年(昭和4年)、小田急江ノ島線、相模大野~片瀬江ノ島間開通。
- 1962年(昭和37年)、江の島大橋(車道橋)竣工。
- 1964年(昭和39年)、東京オリンピックのヨットレースが江の島で開催。
- 1949年(昭和24年)、藤沢市江の島植物園を開園。
- 1953年(昭和28年)、江島神社、木造彩色弁才天坐像が県指定彫刻文化財に指定。
- 2003年(平成15年)、江の島新展望台完成。江の島サムエル・コッキング苑開園。