榎本好宏
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榎本 好宏(えのもと よしひろ、 1937年4月5日 - 2022年2月2日 [1][2])は、俳人。
生涯 [編集]
東京府出身。既婚者で長男あり。
俳誌「航」を主宰し、俳人協会名誉会員になる。森澄雄に師事し、句集「祭詩」で俳人協会賞を受賞。著書も数多く存在する。
令和4年(2022年)2月2日午後3時55分、肝細胞癌のため、神奈川県横浜市栄区のホスピスで死去した。84歳没。葬儀・告別式は近親者で行われた。
著書[編集]
句集[編集]
- 『寄竹 』東京美術 1981 「現代俳句選書 23」
- 『素声 』富士見書房 1987 「俳句研究」句集シリーズ
- 『方寸 』富士見書房 1995 「俳句研究」句集シリーズ
- 『四序 榎本好宏句集』角川書店 1997 今日の俳句叢書
- 『三遠 榎本好宏句集』角川書店 2001
- 『奥会津珊々』奥会津書房 2004
- 『会景 榎本好宏句集』角川書店 2004
- 『祭詩 榎本好宏句集』ふらんす堂 2008 リブロ・件
- 『知覧』飯塚書店 2012
- 『南溟北溟 』飯塚書店 2015
- 『青簾』角川書店 2018
- 『季語別 榎本好宏全句集』航出版 2020
- 『花合歓』航出版 2021
評論・エッセイ[編集]
- 『江戸期の俳人たち』日本放送協会学園 1989
- 『森澄雄とともに』花神社 1993
- 『食いしん坊歳時記』角川学芸ブックス 2008
- 『江戸期の俳人たち』飯塚書店 2008
- 『六歳の見た戦争 アッツ島遺児の記憶』角川学芸出版 2009
- 『名句のふるさと』飯塚書店 2010
- 『風のなまえ』白水社 2012
- 『季語の足音』歴史春秋出版 2013
- 『懐かしき子供の遊び歳時記』飯塚書店 2014
- 『森 澄雄 初期の秀吟』編集制作:航出版 発行: 樹芸書房 2019
入門書[編集]
- 『俳句入門 本当の自分に出会う手引き』池田書店 1998
歳時記・辞書[編集]
- 『日本を楽しむ暮らしの歳時記 春』平凡社 2000 別冊太陽
- 『日本を楽しむ暮らしの歳時記 夏』平凡社 2000 別冊太陽
- 『日本を楽しむ暮らしの歳時記 秋』平凡社 2000 別冊太陽
- 『日本を楽しむ暮らしの歳時記 冬』平凡社 2000 別冊太陽
- 『季語語源成り立ち辞典』平凡社 2002
- 『大きな活字季語辞典』日東書院 2003
- 『季語の来歴』平凡社 2007
- 『まるごと日本の季節 監修』学研 2011 学研もちあるき図鑑
- 『季語成り立ち辞典』平凡社 2014 平凡社ライブラリー
- 『歳時記ものがたり』本阿弥書店 2019
共編著[編集]
- 『俳句この豊かなるもの』森澄雄 きき手 邑書林 1994
- 『奥会津歳時記』黒田杏子共編 只見川電源流域振興協議会 2006
参考[編集]
脚注[編集]
- ↑ “榎本好宏氏死去 俳人”. Sponichi Annex. 時事ドットコム. (2022年2月8日) 2022年2月8日閲覧。
- ↑ “榎本好宏氏死去 俳人”. JIJI.COM. (2022年2月8日) 2022年2月8日閲覧。