楊 条(よう じょう、生没年不詳)は、中国の三国時代の魏・蜀の武将。
安定郡の出身[1]。諸葛亮の第1次北伐の際に魏に背いて蜀に寝返り、月支城を占領する。諸葛亮が敗れて撤退すると魏の曹真に攻められ、「大将軍(曹真)が自らおいでになったから、わしはすぐにでも降伏するつもりだ」と述べて自ら後手に縛り上げて外へ出て降伏した[2][3]。
- ↑ 中国の思想刊行委員会『三国志全人名事典』徳間書店、1994年、349頁
- ↑ 伴野朗『英傑たちの三国志』、P82
- ↑ 伴野朗『英傑たちの三国志』、P83
参考文献[編集]