桜井藩
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桜井藩(さくらいはん)とは、明治時代初期のごくわずかな期間だけ上総国に存在した藩である。藩主家は譜代大名の滝脇松平家(1万石)。藩庁は桜井陣屋。現在の千葉県木更津市に存在した。
概要[編集]
慶応4年(1868年)7月に金崎藩を立藩した松平信敏は金崎の地が非常に不便だったことから、明治2年(1869年)3月に望陀郡貝淵村に陣屋を移したため、桜井藩が立藩する。所領は望陀郡に22村であった。
明治2年(1869年)4月、信敏は版籍奉還により、6月に藩知事となる。明治4年(1871年)の廃藩置県により、桜井藩は消滅した。
歴代藩主[編集]
旧譜代 1万石(1869年-1871年)
代 | 氏名 | 官位 | 在職期間 | 享年 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 松平信敏 (滝脇信敏) まつだいら のぶとし (たきわき のぶとし) |
従五位下 丹後守 |
明治2年 - 明治4年 1869年 - 1871年 |
37 | 上総国金崎藩から移動。 信濃高遠藩7代藩主・内藤頼寧の9男。 |