金崎藩

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

金崎藩(かねさきはん)とは、明治時代初期のごくわずかな期間だけ上総国に存在したである。藩主家は譜代大名滝脇松平家(1万石)。藩庁は金崎陣屋。現在の千葉県木更津市に存在した。

概要[編集]

慶応4年(1868年)7月、駿河国小島藩主の松平信敏明治政府の命令で1万石で上総国周准郡南小安村金崎に陣屋を構えたことから、金崎藩が立藩する。しかし、金崎の地が非常に不便だったことから、明治2年(1869年)3月に望陀郡貝淵村に陣屋を移したため、以後は桜井藩となって金崎藩は消滅した。

歴代藩主[編集]

松平(滝脇)家

旧譜代 1万石(1868年-1869年)

氏名 官位 在職期間 享年 備考
1 松平信敏
(滝脇信敏)

まつだいら のぶとし
(たきわき のぶとし)
従五位下
丹後守
明治元年 - 明治2年
1868年 - 1869年
37 駿河小島藩より転封。
信濃高遠藩7代藩主・内藤頼寧の9男。