根室拓殖鉄道
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根室拓殖鉄道(ねむろたくしょくてつどう)は、北海道道東の鉄道路線、およびそれを経営していた鉄道会社である。
概要[編集]
根室市の根室駅(国鉄/JRの根室駅とは別地点)から根室半島南岸に沿って花咲郡歯舞村(現・根室市)の歯舞駅までを762mm軌間で結んでいた北海道最東の鉄道路線だった。
歴史[編集]
1928年に根室拓殖軌道株式会社が設立され、翌29年10月に根室 - 婦羅理間が、12月に婦羅理 - 歯舞間が開業した。1945年に準拠法を軌道法から地方鉄道法に変更し、根室拓殖鉄道に社名変更した。酷寒・積雪、海からの塩害・軟弱土壌と線路環境は劣悪で、1959年廃止された。
鉄道廃止後、1961年(昭和36年)にバス会社の根室交通に合併され、会社消滅した。
駅一覧[編集]
根室駅(0.0km) - 友知駅(5.8km) - 共和学校仮乗降場 - 沖根婦駅(9.5km) - 沖根部仮乗降場 - 引臼仮乗降場 - 婦羅理駅(13.5km) - 歯舞駅(15.1km)