核のごみ最終処分場
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核のごみ最終処分場(かく - さいしゅうしょぶんじょう)とは、原子力発電所(原発)から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地下300メートルより深い岩盤に埋め、放射線量が下がる数万年先まで隔離する施設のことである。
地上1平方キロから2平方キロ、地下6平方キロから10平方キロの広さを見込む。国から申し入れたり、公募に応じたりした地方自治体を対象に約20年かけて複数の候補を調査し建設地を決める。平成29年(2017年)7月に候補となり得る場所を示す日本地図を公表し、地図の概要などを説明する会合を各地で開いている。しかし国の拙速な対応もあり都道府県の反発は根強く、日本学術会議は平成27年(2015年)4月に核のごみを地上で50年暫定保管し、その間に国民の合意形成を進めながら候補地を選定するべきだと提言し、国の対応に警鐘を鳴らしている。また市民との意見交換会が全国でスタートしているが、広報に関与した孫受け企業が謝礼を約束して学生を動員していたことなどが発覚するなど、問題が相次いでいる。
外部リンク[編集]
- 全般
- RI廃棄物(研究施設等廃棄物)
- 放射性物質汚染対処特措法に規定される特定廃棄物
- 災害環境研究への取り組み(国立環境研究所)
- 放射性物質を含む廃棄物に関するQ&A ~入門編~
- 災害廃棄物安全評価検討会について(環境省)
- 放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト(環境省) - 法令リンク集
- その他