栗駒山

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栗駒山(くりこまやま)は、山体が宮城県秋田県岩手県の三県にまたがるである。標高は1,626m。山頂部は宮城県岩手県の境界になっている。奥羽山脈に属し、焼石岳神室山とともに栗駒国定公園や栗駒山・栃ヶ森周辺森林生態系保護地域として指定されている。二百名山花の百名山の一つ。

概要[編集]

秋田・岩手・宮城の3県にまたがるコニーデの二重式火山で、栗駒の名は宮城県の呼び名であり、秋田では大日岳(だいにちだけ)、岩手では須川岳(すがわだけ)と呼ばれている。ただし、最も有名な呼び名は栗駒である。

火山としての年代は古く、外輪山はかなり浸食されて火口壁を見ることはできない。北西側には比高300メートルに及ぶ馬蹄型の大きな断崖があり、その下方の中央火口丘の剣山では硫素を噴出している。山頂からは東に太平洋、北に駒ヶ岳岩手山、西には鳥海山から日本海を臨み、晴れた日には南にはるか蔵王を臨むことができる。全山が森林に深く覆われ、山頂近くには東北地方でも珍しいタテヤマリンドウをはじめとしてハイマツ、ダケカンバ、ガンコウランなど百数十種に及ぶ高山植物が広範囲にわたって存在する。

登山には以外にも難しくない山で、8合目の須川温泉までならバスが本数は少ないながらも存在するし、そこから頂上までならおよそ1時間から1時間30分ほどである。

アクセス[編集]

いずれも、冬季閉鎖区間あり

秋田県側
岩手県側
宮城県側

関連項目[編集]

外部リンク[編集]