松田 利之(まつだ としゆき、1940年12月22日 - 2020年5月6日)は、日本の実業家。公益財団法人小田急財団顧問。小田急電鉄では代表取締役社長・顧問を歴任した。
愛媛県松山市出身。既婚者。
平成15年(2003年)に、小田急電鉄の社長に就任。線路を上下2本ずつにする複々線化を推進したことで知られる。だが、就任からわずか2年後に小田急グループによる有価証券報告書虚偽記載問題の責任をとって引責辞任した。
令和2年(2020年)5月6日午前3時頃、虚血性心不全のために自宅で死去した。79歳没。