松山樹子

松山 樹子（まつやま みきこ、本名：清水 樹子〈しみず みきこ〉、大正12年（1923年）1月10日 - 令和3年（2021年）5月22日）は、日本の振付師・芸術監督・松山バレエ団名誉芸術監督。

略歴

鹿児島県出身。夫は清水正夫。その間に長男の清水哲太郎がいる。世界的なバレエダンサーの森下洋子は哲太郎の妻（義理の娘）。

昭和11年（1936年）に日劇のクラシックバレエ科1期生に選ばれる。昭和23年（1948年）、夫の清水正夫と共に松山バレエ団、松山バレエ学校を創立し、同校の振付師や芸術監督を務めて日本バレエ界の草分け的な存在として活躍した。日本国内のみならず国外でも公演を重ねて成功させた。また、後進の育成にも尽力したが世界的なバレエダンサーの森下洋子を育て上げたのが松山である。昭和60年（1985年）に紫綬褒章を、平成6年（1994年）に勲四等宝冠章を受章した。

令和3年（2021年）5月22日午前3時40分、急性心不全のため、東京都の自宅で死去した。98歳没。