東光院殿(とうこういんでん、? - 慶長9年4月30日(1604年5月28日)) は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての女性。北条氏隆の正室。
北条幻庵の次男・北条氏信の嫡子である氏隆に嫁いだ女性で、実名は不明。
氏隆に先立って慶長9年(1604年)4月末日に死去した。法名は東光院殿嶺梅芳春大禅定尼[1]。
氏隆との間には子ができず、そのため彼女の死から5年後に氏隆が死去すると同時に幻庵の血統は断絶となった。