月食 (げっしょく。正しくは「月蝕」)とは、月が地球の影に入って一時的に輝かなくなる現象である。皆既月食、部分月食、半影月食がある。
黄道と白道の交点のみで起こり、日蝕と異なり広い範囲で観察できるため、位置天文学的には重要な現象であった。ただし1969年七月二十日以降は、アポロ11号の乗組員によって「静かの海」にコーナーキューブが設置され、ジャイアント・パルス・レーザーによる精度の高い測距ができるようになったため、科学的な(あるいは歴算上の)重要性は高くなくなった。
よみものプロジェクトのライターが『NASAホームページで日食・月食を調べる』を執筆しています。 |